2017/4/27 国境なき医師団展

〇「国境なき医師団」展始まる(2017・4/25-5/21)
~KTNテレビ長崎「みんなのニュース」で放送~

世界の紛争地域で医療活動に当たっている「国境なき医師団」の広報写真展 【国境なき医師団 紛争地の現場から】 がナガサキピースミュージアムで始まりました。
これは世界各地で医療・福祉活動等に献身的に働く日本人を応援しようと設置した「ライオン基金」関連でピースミュージアムが企画したもので、国境なき医師団日本との共催です。

国境なき医師団日本の前会長を務められた<2010年3月~15年3月>のが長崎大学医学部出身の黒﨑伸子医師(60歳)です。黒﨑さんは外科医で、長崎大学アフリカ医療で脚光を浴びた『風に立つライオン』のモデルの一人、柴田紘一郎医師の後輩にあたります。現在、長崎県時津町で「黒﨑医院」を開院し地域医療に当たっておられます。黒﨑さんは2001年から国境なき医師団に参加、これまでに11回、スリランカやシリアなど7か国で医療活動に当たられました。因みに、長崎大学関係で国境なき医師団に参加されているのは、黒﨑さんを含め現在、佐世保市と長崎大学熱帯医学研究所で6人おられるそうです。

展示会の初日4月25日は、朝鮮半島での緊迫した国際情勢が注目されていた時期で、黒﨑さんは、取材に訪れたマスコミ各社記者に『武器・爆弾を使って戦うことに何の意味があるのでしょうか。言葉で理解しあえるように努力しなければならないと思います』と語るとともに、国境なき医師団の活動に触れ、『国境なき医師団に助けられた多くの命が世界平和を実現し、医師団の活動が不要となることを祈っています』と紛争なき世界の実現を強く訴えられました。
テレビ長崎が25日午後6時14分から放送した「みんなのニュース」から一部を紹介させていただきます。

 「国境なき医師団」展は、5月13日(土)午後3時からピースミュージアムで「ギャラリートーク」を実施します。国境なき医師団の活動に参加しているスタッフのトークショーで、勿論、黒﨑医師も参加されます。入場は無料です。
なお、「国境なき医師団」展は、5月21日(日)午後2時まで。月曜日の5月1日・8日・15日は休館です。お出かけ下さい。

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