○ロータリークラブで卓話
～「南相馬の子ども長崎招待」～（２０１６・１１/８）
国際的な社会奉仕団体であるロータリークラブの「長崎西ロータリークラブ（会長・北口功幸さん）」の例会「卓話」で、ピーススフィア貝の火運動の「南相馬の子ども長崎招待」の取り組みを報告しました。

　
＜長崎西ロータリークラブ例会（長崎市・「ホテルニュー長崎」）＞

長崎西ロータリークラブは、１９８４（昭和５９）年創立で、現在会員は５６名。毎週火曜日の昼１時間例会を開き会員相互の交流を深めるとともに、様々な社会奉仕に取り組んでいます。今回、同クラブから依頼があり、「南相馬の子ども長崎招待」を中心に、ピーススフィア貝の火運動の活動の模様をお話しする機会を頂きました。卓話は３０分間で、貝の火運動の増川雅一専務理事が映像を交えながら報告しました。

　
＜増川専務理事＞　　　　　　　　　＜北口功幸会長（左）＞

ピーススフィア貝の火運動は１９９５年設立以来、“未来の子どもたちに平和な地球を！”をモットーに、①平和情報の発信、②平和ネットワークの構築を目指す活動を全国で展開しています。会員・ボランティアら市民が支えており、ナガサキピースミュージアムを拠点に、企画展・平和教育・地域イベントなどを展開しています。
２００３年、ピースミュージアム開館以降、北陸・中越地震や中国・四川大地震、新燃岳爆発、東日本大震災など災害が多発し、活動の中で、被災者支援が大きなウェートを占めるようになりました。
福島では原発事故が発生し、多くの住民が放射能汚染で古里を追われました。
ピーススフィア貝の火運動は、２０１３年から、南相馬支援を強化し、さだまさし会長のチャリティーコンサートを中心に全国で募金活動を展開。南相馬の未来を担う子どもたち＜毎年１５人～３０人＞を「空気がきれいな五島列島、原爆から立ち直った長崎市」に招待して慰労と激励を続けています。
長崎西ロータリークラブの会員には、長崎へ招待した南相馬子どもたちの衣類洗濯をボランティアで引き受けて頂いている（株）パールドライさんもおられ、改めて紹介するとともに、引き続き“南相馬長崎招待”についてロータリアン各位の温かい支援をお願いしました。