2016/11/5 全国交流会

●「“笑顔”と貝の火運動」活動報告
~博物館全国交流会(2016・10/29-30:白河市)~

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<福島県白河市「アウシュヴィッツ平和博物館(原発災害情報センター)>
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<会場は古民家改造のホール>      <安斎育郎運営委員>

全国に点在する「平和のための博物館・市民ネットワーク」の全国交流会が2016年10月29日(土)・30日(日)の両日、福島県白河市小坂三輪台の「アウシュヴィッツ平和博物館(原発災害情報センター多目的ホール)」で開かれました。今年15回目で、ピーススフィア貝の火運動も参加し、「“笑顔”と貝の火運動」のテーマで活動報告を行いました。
立命館大学・安斎育郎名誉教授らの呼びかけで毎年行われており、「平和情報の発信・ネットワークの構築」を活動目的としている貝の火運動は、5回目の参加。増川雅一専務理事が、昨年の「みどりのせんそうほうき」に続いて今年は運動の基本となっている“笑顔”に関する活動の経過と活動状況を報告しました。

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<「“笑顔”と貝の火運動」・活動報告の増川専務理事>

<報告>
①、貝の火運動は、1995(平成7)年、終戦・被爆50年に長崎市出身の歌手さだまさしの提唱で発足。新しい“平和の伝え方・継承”の視点から、“未来の子どもたちに平和な地球を!”をモットーにスタート。
②、長崎には既に「原爆資料館」など戦史にかかわる博物館・展示館があり、運動は「戦争の歴史や原爆に拘らない」取り組みが出来ないか模索し、「絵画や彫刻・音楽などを通じて“人間の素晴らしさ”を強調、その知恵と行動で平和を目指す」との考え方を紹介しました。
③、運動展開の模索の中で“笑顔”がクローズアップされました。
*あなたの大切な人の“笑顔”を思い浮かべて下さい!
        その“笑顔”を守るためにあなたに何ができるかを考えて下さい!
        そして・・・あなたが考えたことを実行に移して下さい!
④、“笑顔”は、大阪在住の写真家・北川孝次さんが世界40数か国で取材された輝く作品を使わせて頂き、ピースミュージアムでの企画展をはじめ、全国のボランティアが取り組む各地域での各種イベントで多用されました。
 ⑤、“笑顔”に出会った人々の感動です。
*子どもたちの“笑顔”はとてもステキです。国は違っても、みんな「生きている」ことは同じです。早く世界は平和だといえる日が来ればいいなと改めて感じました。
   *世界のいろんな子どもの“笑顔”は、いかに世界が広いかを知ります。目がキラキラ輝いているのが印象的でした。 長崎から平和を発信していくことは・・・大切なことであり、長崎に住む私にとって何ができるだろうと考える場になりそうです。
   *原爆資料館などで戦争の悲惨さを知ることも大切だけど、子どもたちの“笑顔”を見て、子どもたちがこんなにいい“笑顔”をして生きれる平和を作ることが大切だと感じました。
   *私はこれまでの人生の中で、社会で必要なこと、生きていく上で欠かせないことを学んできたつもりでした。ですが、ここにきて、世界中の子どもたちの“笑顔”に出会った今、本当に大切なことを私は学んで来たのだろうかと考えてしまいました。彼らの“笑顔”から、嘘のないその“笑顔”から、私は、平和が与えられていることの素晴らしさを教えられたように思います。そして、その“笑顔”が与えられることの権利は、全ての人に平等であることの認識を新たにしました。平和を心から祈って。
   *子どもたちの“笑顔”は平和のシンボルだと思います。心が和みます。本当にありがとう。

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<全国交流会で配布した「“笑顔”と貝の火運動運動」広報チラシ>

※今年の参加団体は以下の通りです<順不同>
「東京大空襲・戦災資料センター(東京・江東区)」、「山梨平和ミュージアム・石橋湛山記念館(山梨・甲府市)」、「ピースあいち(愛知・名古屋市)」、「女たちの戦争と平和資料館(東京都・新宿区)」「関谷興仁陶板彫刻美術館“朝露館”(栃木・益子町)」、「中帰連平和記念館(埼玉・川越市)」、「原爆の図・丸木美術館(埼玉・松山市)」、「ひめゆり平和祈念資料館(沖縄・糸満市)」、「ナガサキピースミュージアム(長崎市)」、「室蘭工業大学(北海道・室蘭市)」、「満蒙開拓平和記念館(長野・阿智村)」、「第五福竜丸展示館(東京・夢の島)」、「アウシュヴィッツ平和博物館(福島・白河市)」、*参加者総数・70人。

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