関東ボランティア企画「平和への想い」<2016・10/10>
関東地域のボランティアが参加している「ピーススフィア関東」が企画し取り組んだ『朗読会&講演会「平和への想い」』が、2016年10月10日(祝日・月)、東京都文京区の「文京シビックセンター」で開かれました。
ボランティア・メンバーによる紙芝居「貝の火(宮沢賢治作童話)」<宇元幸子さん>、朗読「明日が来なかった子どもたち(鶴文乃作)」<溝江正代さん・平墳裕子さん>。それに、ピーススフィア貝の火運動・増川雅一専務理事による講演「馬も戦争に行ったの?~軍馬慰霊碑に見る戦争と平和」の三本立てです。
会場には、笑顔写真で交流した茨城県筑西市の「はらんきょうの会」、福島県白河市の原爆展で交流した東京都の「戦場体験放映保存の会」、地元文京区の「七田チャイルドアカデミー」らから関係の皆様にもお出で頂きました。
早速、ピーススフィア関東のO・Kさんから感想レポートが届きました。
『10月10日、ピーススフィア関東初の朗読・講演会を文京シビックセンターで開きました。参加者は予想以上の60名で満席でした。その内、一般の方が37名なのは感激でした。
今回は関東ボランティアも「貝の火」の紙芝居や原爆作品の朗読に取り組み、意義深く感じられました。若い方にも何か伝わったでしょうか。
増川専務理事の講演「馬も戦争に行ったの?」は多くのボランティアも初めて聴く話でした。人と一緒に馬も戦争に行き、死亡したことがまた戦争の悲惨さを物語っています。でも、戦争で死んだ軍馬の慰霊碑が各地にあることを知り、ある意味、人の優しさも感じました。軍馬慰霊碑の映像に合わせて流れたさだまさし会長の楽曲「防人の歌」の、“生きとし生けるものの・・・”がぐっときました。命の重さは人も動物も同じなのかもしれません。その命を人為的に奪う戦争が世界中からなくなって欲しいと思いました。こういう講演会によって平和への想いが拡がることを願っています。
私たちも今回の経験を活かし、私たちに出来る平和の企画をして行きたいと思っています。』