*長崎くんち・路地から「龍踊」
~さだまさし長崎新聞エッセイ「風のうた」~<2016・10/2>
「長崎くんち」は長崎市・諏訪神社の秋の大祭です。10月7日~9日が本番ですが、山車や踊りなどを奉納する準備は6月1日「小屋入り」に始まります。今年は6か町が趣向を凝らした演しものを用意していますが、4か月にも及ぶ準備・練習の成果はいかがでしょうか。奉納踊りは昔の77か町が7年に1回奉納されますが、観光色が溢れるようになった近年は、人気の演しものが顔を揃えるようになりました。奉納踊は国の文化財にも指定されています。日本文化だけでなく、中国や西洋各国との豊かな交流の歴史が細やかに取り入れられた文字通り“伝統”の長崎くんちにあなたもお出かけになって下さい。ちょっと台風が心配ですが・・・。
当会のさだまさし会長が連載しています長崎新聞のエッセイ『風のうた』(10月2日付)、もう読んで頂きましたか。『長崎くんち・路地から「龍踊」』、もちろん、おぐらひろかずさんの絵がついています。
<2016・10/2付・「長崎新聞」>
因みに、今年の長崎くんち「奉納踊」は、上町「上町コッコデショ」・筑後町「龍踊」・元船町「唐船祭」・今籠町「本踊り」・鍛冶屋町「宝船・七福神」・油屋町「川船」の6か町。中でも、長崎最古の神社と言われる「矢上神社」の秋祭りに奉納される「矢上コッコデショ」が装い新たに、初めて長崎くんちに登場します。従来の樺島町の200年の歴史を誇る「コッコデショ」と比べるのも一趣向かもしれません。すべてそうですが、とにかく「感動」し、胸が高まります・・・是非、長崎へお出で下さい。