＊長崎で「中国成立６７周年祝賀会」（２０１６・９/２８）
中国「中華人民共和国」が成立したのは１９４９年１０月１日・・・『国慶節』です。
長崎ではこの時期、在長崎中国総領事館の主催で毎年記念祝賀会が開催され、県選出国会議員や長崎県知事・長崎市長・長崎商工会議所会頭、主要銀行頭取から中国に進出している企業・商社、関連の文化団体や在長崎の華僑、留学生らが多数参加します。
今年も会場のホテルニュー長崎には５００人余りが参加し盛大に開かれました。ピーススフィア貝の火運動は今年も増川雅一専務理事が参加したほか、大串秀人理事に加え、正会員で長崎史談会名誉会長・宮川雅一さんも参加されました。

＜長崎市「ホテルニュー長崎」＞

冒頭あいさつに立った鄧偉・駐長崎中国総領事は、大国・中国の国際的な位置づけと共にその役割を果たす努力をしていると述べた後、ギクシャクしている日中関係について「今年に入って大局的に改善に向かっている」と述べるとともに、長崎との関係については「町の至る所に中国文化が根づいており、市民レベルの交流でも全国の先頭に立っている」と従来同様高く評価しました。

＜鄧偉総領事＞　　　　　　　　　　　　　　＜祝賀・中国獅子舞＞

鄧偉総領事はあいさつの最後で、人事異動で間もなく「名古屋総領事」に異動することを明らかにし、「２０１４年１１月の長崎着任以来在任は短いが、多くの友好的な市民・県民皆さんとの交流は忘れられない経験となった」述べ会場の拍手を集めました。
長崎新聞の報道などによりますと、後任には、初の女性総領事で、東京の中国大使館参事官などを務めたあと、現在、広西チワン族自治区欽州市副市長を務めている劉亜明さん（５３歳）が着任の予定だそうです。