2016/6/8 ●白河市「表郷戦争回顧展」終了(2016・6/5)

福島県白河市で6月3日から開催された「第10回表郷戦争回顧展」は好評裡に5日終了し、6日からは会場を大信公民館に移して同館のロビー展「戦争回顧展」として15日まで開催されています。
表郷公民館では、初日・3日の開場前に、白河市立表郷中学校の3年生63人が授業の一環として来場しました<別稿参照>。

また、ガダルカナル戦死者の慰霊を続けている福島県議会議員の渡辺よしのぶ氏を始め、白河市議会議員の根元建一・緑川摂生両氏のほか地元、表郷ボランティアネットワークの沼田浩一理事長・おもてごう里山クラブの穂積隆一会長・表郷 村の案内人の近藤ヒロ子副会長など各界各層の人たちがお見えになり、企画した実行委員会の緑川夏江会長・98歳で全日程に参加された同会会員の鈴木陽司さんらも10回の節目とあって喜びとともに感慨深げでした。

更に、期間中、東京都北区「戦場体験資料館」の社団法人マスコミ世論研究所「戦場体験放映保存の会」から二人のスタッフが来場され、表郷の出征兵士の話を収録するとともに、増川専務理事が行った二つの講演「原爆」(4日)と「軍馬」(5日)を収録されました。
後援した地元新聞「福島民報」は5日付けに写真入りで掲載しました。160605・福島民報「戦争展」・231KB・『第十回表郷戦争回顧展』は三日、白河市の表郷公民館で始まった。長崎原爆写真展、軍馬慰霊碑写真展が同時開催されている。五日まで。
実行委員会の主催、福島民報社などの後援。写真パネルは長崎市出身の歌手さだまさしさんが代表を務めるNPO法人ナガサキピーススフィア貝の火運動役員の増川雅一さん(七四)の提供。増川さんは三日、会場を訪れた地元中学生に各種資料について解説した。四日は「馬たちの戦争~軍馬慰霊碑に見る戦争と平和」と題して講話し、軍馬は兵士から「戦友」として扱われていたと強調した。
五日午後一時半から「三度(みたび)許すまじ原爆を~71年目の夏 長崎からの報告」と題し講話する。
開場は午前九時から午後四時まで。入場無料。問い合わせは実行委員長の緑川夏江さん 電話080(5577)4949へ。』

白河市の「戦争回顧展」は引き続き会場を「大信公民館」に移し、同館の第202回ロビー展として6月15日まで開催されています。

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