2015/12/18 「こまつ座」の井上麻矢さん来館

「こまつ座」の井上麻矢さん来館(2015・12/18)

151218・井上麻矢氏来館・ナガサキピースミュージアムの“五線譜”~「平和モニュメント“宙へ”」の前で記念写真。右から2人目が井上麻矢さんです。井上さんは劇作家・故井上ひさしさんの三女で、劇団「こまつ座」を率いています。映画「母と暮らせば」関連の講演会のため長崎へお出でになり、18日午後、長崎のご友人らとピースミュージアムを訪問されました。増川専務理事らが対応し、吉永小百合さん直筆の「原爆作家・福田須磨子さんの詩」額などを紹介すとともに展示中の松村明さん撮影の長崎を代表する被爆者「谷口稜曄さん」や「故片岡ツヨさん」らの大型ポートレートを説明しました。
151218・長崎「井上麻矢氏講演」・274KB12月18日付の長崎新聞は社会面で講演の模様を伝えていますが、それによりますと、現在全国で封切り・上映中の話題の映画『母と暮らせば』(監督:山田洋次・主演:吉永小百合)について“誕生秘話”を披露しています。
『(井上)ひさしさんは生前、広島原爆を題材にした戯曲「父と暮らせば」と対になる作品として「母とー」を構想。麻矢さんが山田洋次監督に構想を明かし、映画化が実現。撮影前の長崎取材やロケにも加わった。』と言うことで、映画については、『戦争、原爆が根底にあるが、大切な人を失った人間の心情まで丁寧にすくった映画』と評価し、更に、今後の「こまつ座」については、『(井上)ひさしさんの戯曲上演を続ける。「父が残した小さな明かりを新しいものとして次の世代に残すのが私の仕事」と意欲を語った。』と伝えています。
ピースミュージアムは、「みどりのせんそうほうき」を贈り、今後の交流や再度の来館などをお願いしました。

<2015・12/18付・長崎新聞>

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