核廃絶訴え『長崎の聖母』舞う
~5月14日、新作現代能・アメリカ公演~
既報していますが、長崎原爆をテーマに核兵器の廃絶を希求する免疫学者・故多田富雄さん(1934-2010)作の新作・現代能「長崎の聖母」(シテ・清水寛二<観世流銕仙会>)の米国公演が実現し、2015年5月14日ー16日・ニューヨーク、20日・ボストンで開かれました。
<アメリカ公演チラシ>
初日のNY公演を伝えた長崎新聞によりますと、「250人以上が入る客席は満員となり」、日本の古典芸能の関心を持ったという地元の男性は、「公演のメッセージは理解した。私は核兵器に絶対反対の立場です。」と力強く話したと伝えています。
ナガサキピースミュージアムは、長崎初演以来「“長崎の聖母”企画展」実施など主に広報面を通じて今回のアメリカ公演実施も支援して来ました。