2015/1/12 “ゆうこう”グッズが新聞に掲載されました

“ゆうこう”は農水省お墨付きの長崎伝統の新果樹(香酸カンキツ)です。レモンと温州ミカンの中間位の香りと味を持っており、“ゆうこう”名称の由来を含め、その歴史など全く判っていません。長崎市の「土井首(どいのくび)地区」と「外海(そとめ)地区」で昔から自生し、地区の人たちにレモン代用やジュースなどとして愛用されてきました。

3個・248KB 果樹③・246KB DSC007623

2001年、当時長崎市土井首支所長兼地区公民館長であった川上正徳さんがその存在に着目し、長崎県果樹試験場などと連携して調査を進めたのをきっかけに、2つの地域でその保存・育成の取り組みが始まりました。その結果、農水省の果樹研究所や長崎シーボルト大学などの研究で、従来のゆずやだいだい、カボスなどとは全く異なる新品種で、栄養価も極めて高いことなどが判明し、一挙に長崎の特産品と認定され、商標登録まで進みました。
2009年、ナガサキピースミュージアムで企画展 『“ゆうこう”を食べたことがありますか~川上さんの“温故知新”探訪記』(11/17-12/6)を開催し話題を大きく広げました。

150109・長崎「ゆうこう・ラスク」332KB

〈2015年1月9日付・長崎新聞〉

ピーススフィア貝の火運動は、川上さんの協力で、2013年10月“ゆうこう“果肉と果汁をベースとした「飴(あめ)玉」を試作し新製品に採用しました。長崎の歴史とロマンを持った商品として好評。これを受けて。2014年11月には「ラスク」を制作、東京コンサート会場での完売人気で新聞掲載となりました。

コメント投稿は締め切りました。