2014/10/8 長崎くんち~賑やかに「庭先まわり」

台風一過、好天に恵まれた長崎市・諏訪神社の秋祭り「長崎くんち」が7日から華やかに始まりました。380年の歴史があり、およそ80余に上る奉納踊りは国指定重要無形民俗文化財に指定されており、今年は7ヶ町(7年に1回参加)が参加し、諏訪神社での奉納が終わると一斉に「庭先まわり」で市中の会社・商店・民家を個別に訪問し出しものを披露・呈上しました。
浜市アーケード街・125KB庭先回り①・146KB庭先回り③・128KB庭先回り②・143KB
今年の幕開けを担った興善町「本踊り“石橋”」の一行は、長崎市公会堂前で開かれた「くんちの夕べ」のあと午後6時半すぎから長崎市最大の繁華街「浜市アーケード街」に繰り出しました。人手のピークは過ぎていましたが、くんちファンを引き連れての「庭先まわり」で、各商店は従業員が店頭で出迎え拍手を送りました。
この「庭先まわり」は、10日閉幕までの3日間で、1000ヶ所前後、多いところで1500ヶ所前後を訪問しますが、それだけに1ヶ所あたりはお囃子・踊りを入れて1分程度で慌ただしく次々と移動していました。気になる“お花”はこの日は渡さず、後日踊り町事務所に届けることになっています。
長崎くんちは9日までで、この3日間、長崎はシャギリ・お囃子に包まれ秋祭り一色に彩られます。

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