2014/9/23 企画展『戦争に征った馬たち(仮称)』取材急ピッチ!

終戦70周年記念企画展として準備中の「軍馬碑」の取材が大詰めです。この企画は、全国に拡がる“戦争に征った馬”-「軍馬」の慰霊碑・顕彰碑・記念碑を通して平和の大切さを考えようという異色のプログラムで、増川専務理事が各地の研究家の協力を得て展示資料の収集に文字通り駆け回っています。
今月は、日本騎兵隊の発祥の地・千葉県“習志野”を中心に取材。騎兵隊跡地に建設された東邦大学薬学部・理学部、同附属東邦中高等学校、日本大学生産工学部、陸上自衛隊習志野駐屯地などの協力で約30塔~40塔の軍馬碑を写真に収めました。

東邦大キャンパス・223KB<東邦大キャンパス内>

夏草に埋もれた軍馬碑・243KB<夏草に埋もれた軍馬碑>

「軍馬之碑」207KB<「軍馬之碑」>

近代的な建物が整備され軍馬碑の環境も大きく変わる中、東邦大学キャンパスの一角には緑地帯が拡がり、生い茂る夏草の陰にひっそりと眠る「軍馬之碑」(昭和3年・旧騎兵第十三聯隊建立・原田宗一郎旅団長揮毫)が印象的でした。案内して頂いた同大附属東邦中高等学校のR・Y先生は、修学旅行引率で長崎を訪問しその際ナガサキピースミュージアムを2回も見学されたとあって趣旨を理解して頂き、周辺を含め、丁寧にご紹介頂きました。ありがとうございました。
企画展『戦争に征った馬たち(仮称)』は、2013年12月~2015年1月にかけ、終戦70周年記念展として実施する予定で、これまで、四国・北海道を除き各地の「軍馬碑」及び関連資料の収集を終えています。引き続き皆様の資料提供などご支援・ご協力をお願い申上げます。

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