2014/8/5(火)~8/31(日)国松実写真展「長崎原爆ドーム 旧浦上天主堂を撮る」開催中

8月5日からスタートした国松実写真展「長崎原爆ドーム 旧浦上天主堂を撮る」。
原爆の日を控えての写真展スタートという事もあり、新聞やTVでも取り上げられ、早速お客様が足を運んでくださっています。

国松実写真展 (2)

国松さんは、大阪出身の写真家。10年ほど前から奥様のご実家のある長崎と大阪を頻繁に行き来するようになり、旧浦上天主堂の鐘楼ドームと出会いました。

国松実写真展 (5)

長い時間をかけて鐘楼ドームと、爆心地公園に一部移設保存されている旧浦上天主堂撮影しきました。見る角度はもちろん、季節や時間帯など、あらゆる視点から旧浦上天主堂を見つめてきました。

国松実写真展 (1)

現地を訪れたことがある人でもなかなか気付きにくい、意外な姿が映し出されています。

国松実写真展 (3)

旧浦上天主堂は、厳しい禁教の時代を乗り越え、信仰の自由を手にした浦上の信徒たちが、30年もの時間と労力を献じて築き上げた、当時東洋一と謳われた天主堂でした。
しかし1945年8月9日の原子爆弾投下により一瞬にして壊滅。負の世界遺産としても堪え得る遺構だったのではないかとも言われています。

国松実写真展 (4)

「原爆遺構の少ない長崎で、この鐘楼ドームは広島の原爆ドームにも匹敵する価値がある。大切に保存し、原爆がもたらした惨状が繰り返されないよう、長崎から世界へ発信したい。長崎市民の人達にも、爆心地公園や浦上天主堂やもっと足を運んでほしい。」と、国松さんは話しています。

写真展は8月31日(日)まで(最終日は14:00閉館)。みなさまのご来館、お待ちしています。

コメント投稿は締め切りました。