ニューヨーク在住の写真家、ポーレ・サヴィアーノさんの写真展が、ニューヨーク市のWest Park Presbyterian Churchで開催中です。会期は8/1～10です。
長崎の被爆者を撮影した作品も展示されるそうです。

FROM ABOVE　プロジェクトは、2008年にスタート。写真家ポーレ・サヴィアーノによる、歴史的惨事の体験者たちの「あの日」から現在、そして未来へと託す想いを記録するアートプロジェクトです。
誰の頭上にも爆弾が降ることのない世界を願い、世界各地の被爆者や空襲被災地を訪ね、ポートレートを世界各地で撮り続けています。

被写体となる方々が話される証言にじっくりと耳を傾け撮影されたポートレート。その1枚1枚にその人の生きてきた証や誇りのようなものがにじみ出て、それを見つめるポーレさんの温かい眼差しも映し出されます。
2011年に出版された写真集・FROM ABOVEは、英語・日本語で綴られた証言集にもなっており、海外で平和について研究されている方や、旅行者の方も参考にされています。

毎年、世界各地で写真展を開催するポ―レさん。ポーレさんを通して、被爆者・罹災者の平和への思いが世界へ発信されています。

写真集はナガサキピースミュージアム、ギャラリー・エフ（東京）でも取り扱っています。ぜひご覧ください。