2014/4/13(日)テレンジってなに?~テレジンの小さな画家たち詩人たち展事前学習会

「テレジンの小さな画家たち詩人たち」展が、5/13(火)~6/8(日)ピースミュージアム開催されます。その事前学習会が4/13(日)に長崎港松が枝国際ターミナルビルで開かれます。

テレジン事前学習会

「テレジン」はチェコにある町の名前。かつて、アウシュヴィッツ強制収容所の中継地でした。親と離され、労働力として家畜のように扱われた子どもは15,000人・・・。
ドイツ降伏の1945年5月8日、テレジン収容所には4000枚の絵と30篇の詩が残されていました。いのちをかけた大人たちによって、子どもたちは「人間らしく生きる」ことができたのです。
ピースミュージアムでの展示会では残された絵と詩を12点のパネルで紹介する予定です。テレジンで生きた子どもたちと出会う前に、学習会に参加しませんか?

◇日時:2014/4/13(日)①10:30~12:30 ②14:00~16:00
◇場所:長崎港松が枝国際ターミナルビル・多目的ルーム(長崎市松が枝町7-16 ピースミュージアム隣)
◇入場無料
◇主催:テレジンを語りつぐ会 ふくおか

◇問合せ:くわつか093-871-2280/090-9603-0952 みずぐち090-8390-3494

テレジンポスター

2006年に絵本の活動をしているメンバーが「そよぎの会」を結成。
2010年にテレジン収容所の子どもたちが遺した絵や詩の存在を知ったことから賛同者を募り、「そよぎの会テレジン実行委員会」として「テレジンの小さな画家たち詩人たち」展を福岡県内の学校や図書館、美術館で開催してきました。
2014年からは、会の名を「テレジンを語り継ぐ会 ふくおか」と改め活動しています。

今回、長崎で展示会を行うきっかけとなったのが、2011年九州大学でのテレジン展での、長崎からきた高校生との出会いだそうです。

「原爆のことは知っていたけれど、アウシュビッツやテレジンのことは知らなかった。ここに来たことで知ることができた。それが一番良かった。」

そして、テレジンの子どもたちの絵を日本に紹介した野村美智子さんが、コルベ神父を書いた絵の原画を持っています。その絵は、コルベ神父と収容所でともに過ごした画家によって描かれたもの。
コルベ神父はポーランド出身。1930年に長崎に上陸し、聖母の騎士修道院を開きました。その後アウシュビッツに収容され、死刑を宣告された家族を持つ1人の父親の身代わりとなり、1941年に殉教しました。

学習会、展示会とも、たくさんのご来場お待ちしています。

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