2014/3/22 里みちこさんと長崎の縁

里みちこ ナガサキ ポエム展~響きあいのメッセージ~
祝いの花も届き、良い香りでいっぱいのミュージアムです(*^_^*)

里みちこ花②里みちこ花① 里みちこ花③

里さんはこれまで各地で個展や講演会を行っており、今回の個展は44回目とのこと。長崎では初の個展です。
どうして今回長崎を選んだのか。それは二つの縁が関係しています。

一つ目の縁は、五十嵐さんという長崎の女性と里さんとの縁。
里さんと五十嵐さんは、2002年に岡山県倉敷市のある旅館のお風呂場で一緒になり、その場で五十嵐さんに詩を語ったそうです。五十嵐さんはその詩に心から感動し涙を流したそうです。そのまま二人は別れましたが、その日の午後偶然岡山駅で再会。「これも何かの縁。長崎に来ることがあればぜひ連絡ください」と五十嵐さんの名刺をもらい別れました。

それから11年後の2013年、博多を訪れることになった里さんは五十嵐さん夫妻のことを思い出し連絡しました。すると、五十嵐さんは心臓の手術を終えたばかりで体調は万全ではありませんでした。でもせっかくだからと長崎駅で会いましょうという事になり待ち合わせることに。しかし残念ながら約束の時間を40分過ぎても会うことはかないませんでした。

ここで里さんは、ナガサキピースミュージアムを訪ねようと思いつきます。

二つ目の縁は、ナガサキピースミュージアムとの縁です。
2006年、貝の火運動関東ボランティアグループが、東京・国連大学で開催されていた里さんの展示会場を訪れました。里さんの作品に感銘を受けたメンバーが「いつかナガサキピースミュージアムで展示をしてください」と伝え、里さんはこの時初めてナガサキピースミュージアムのことを知りました。

五十嵐さんと会えなかったことが、ピースミュージアムを訪れるきっかけとなり、ピースミュージアムを気に入ってくださった里さんの気持から今回の個展が実現しました。そしてこの個展が五十嵐さんとの再会につながったのです。

里みちこ詩

倉敷の旅館で五十嵐さんに語られた詩『朝』

里みちこ詩がたり

初日、里さんを驚かせようと連絡なしで来館された五十嵐さん(前列右端)。
11年ぶりの再会に里さんも大変喜ばれました(*^_^*)

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