2014/2/25(火)~3/19(水)上野盛夫ふるさと紀行 私の馬頭観音~大村市~始まりました

今日から新しい企画展のスタートです。
大村市在住の郷土史研究家・上野盛夫さんが独自に調査している大村市の「馬頭観音」30体について紹介しています。

上野盛夫さん

「馬頭観音」は、インド伝来の観音様。インド神話では、永遠の命を持つ太陽の“空を駆け上がる朝日”が“馬”とされ、その馬が大量の水や草を食むところから“世界を駆け巡り、人々の煩悩を食い尽くす菩薩”として生まれました。

日本では平安時代後期から信仰が拡がり、時代に合わせて「馬の守り神」「家畜の守り手」「軍馬の供養」と様々な役割を担いながら、庶民の手によって全国各地に建立されてきました。現在も農業や交通安全の神様として、私たちの生活を見守ってくれています。

私たちの生活の中にひっそりと溶け込み、温かく見守ってくれている馬頭観音。それぞれの観音様が持つたたずまいと表情の魅力に、夢中になった上野盛夫さん。これまでの調査結果を、ふるさとへの熱い思いとともにお届けします(*^_^*)

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