●原田泰治名誉館長・長崎で講演会(2012・10/2)

 さだまさし会長がプロデュースした長崎伝習所特別講座『2012・自分新化講座~さだまさしの仲間たち』、2回目のゲストは画家でナガサキピースミュージアムの名誉館長・原田泰治さん(72歳)でした。
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 講演会は10月2日(火)長崎市の長崎ブリックホール「国際会議場」で開かれ、平和で豊かな町づくりを目指す長崎伝習所の伝習生を始め一般市民ら約400人が参加しました。
講演のタイトルは「一本の道」。原田さんは、画家としての道を歩んだ72年の人生を家族の支えを交えながら2時間に渡って話しました。冒頭では、ナガサキピースミュージアム名誉館長就任に至るさだまさし会長との交流を話しました。
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 原田さんの講演の圧巻は、「家族」でした。幼児期の病気で下半身が不自由となった原田さんを支えたのは、若くして病死した生母と継母の二人のお母さんと正義感に溢れ、逞しく生きるお父さん、そして姉弟たちでした。厳しい開拓農家での生活を送る中で目覚めた画家への道はこの家族の中で大きく育ち、世界の原田泰治へと羽ばたいて行きました。
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 長崎伝習所塾長の田上長崎市長は講演後、感動の面持ちで改めて町づくりの基本とも言うべき「家族のきずな」の大切さを訴えていました。

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