2010/11/15 木村朗著「広島・長崎への原爆投下再考」

木村朗さんは、鹿児島大学法文学部教授(平和学)で、「ピーススフィア貝の火運動」のアドバイザーです。1954年8月・北九州市生まれ・九州大学卒。大学院時代に旧ユーゴのベオグラード大学に留学。日本平和学会理事・九州平和平和教育研究協議会会長。
「広島・長崎への原爆投下再考」は、故鎌田定夫さんが創設した「長崎平和研究所」の
客員研究員として関わった世界の研究家や被爆者との交流を通じて蓄積された“原爆投下”の研究をまとめたもので、今回は日米の視点を合わせ、アメリカン大学歴史学部准教授で核問題研究所長のピーター・カズニックさん<*2010年夏、ナガサキピースミュージアムにも来館>との共著と云う形で出版されました。法律文化社刊・定価2,800円(税別)。
同本の中で、「広島・長崎への原爆投下」について木村さんは、『アメリカ政府が原爆完成までに日本が降伏しないよう戦争終結を遅らせた』ことを論証するとともに、『広島・長崎がセットされた非人道的な“実験”であった』ことを強調しています。

広島・長崎への原爆投下再考

「広島・長崎への原爆投下再考」

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