2011/7/7 長崎市立江平中学校平和学習

江平中学校2年生の生徒さん、22名が平和学習でピースミュージアムを訪れました。事前に平和に関する質問が送られてくるなど、平和学習にとても熱心に取り組んでいらっしゃるようです。

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午前と午後、2グループに分かれての学習となりました。増川専務理事からはピースミュージアムの活動紹介や「せんそうほうき」についての話しをさせていただきました。

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現在開催中の写真展「平和にピント!世界の教え子」の庄司博彦さんからも話をしてもらいました。世界中の子どもたちと接して、彼らがとらえた「平和」を共に見つめてきた庄司さんの話は、とても印象深かったようです。
後日届いた感想の一部ご紹介します。

・世界の子どもたちは、日本よりはるかにきびしい生活をしてる事がわかりました。日本がどれだけ裕福かが良く判りました。他の国にも何かしてあげられることがあったらやっていきたいです。
・庄司さんが言った「心までうつる写真は、いい写真」という言葉には、僕も共感することができました。そして二つめは「優しい気持ちで世界はかわる」です。とても良い言葉だと思いました。
・地雷は、人を不自由な体にして傷つけるのでとてもひどい兵器だと思います。現地の人は地雷があって危ないということが分かっていながら、生きるために地雷のある場所で仕事をしていることを聞くと、何てひどいことをするんだろうと思いました。
・親を亡くした子どもの写真などを見て、この人たちのためにできることはないか、世界が平和になるためにはどんなことをしたら良いか等を思いました。今後、世界で戦争や核兵器などをなくすために、平和活動をみんなで行っていきたいともいます。そして世界のみんなが笑顔になれればなと思います。
・「平和とは愛すること」という写真がありました。とっても深くてすごいと思いました。
・被災地の子どもがトイレを(写真に)撮ったことなど、僕たちは普通に出来ることが被災地の人たちにはできないことがたくさんあるので、物や電気や水などを大切に使おうという気持ちになりました。
・いろんな写真があったけど笑顔の写真がとてもよかったです。一番心に残ったのは、東日本の子がいった「電気にありがとう」などです。今までは当たり前のように使っていた物に対してありがとうなんて思ったこともありませんでした。考えてみるとそうだなあと思ってきました。これからはそんな当たり前のことにでも感謝をしていきたいです。

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みなさんが「わたしにできること」を考えるきっかけとなってくれればうれしいです。発表会もがんばってください!「せんそうほうき」もぜひ作ってみてださいね。

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