2012/9/28 忘れないプロジェクト写真展「8月9日11時02分にシャッターを切ろう」

『長崎に原爆が投下された時を忘れてはいけない・・・』
長崎に住む写真愛好家たちの平和への想いから生まれたプロジェクト。
呼びかけから4年、今年も各地から写真が届きました。

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呼びかけ人代表の若杉弘さんが今年の8月9日11時02分に長崎の繁華街でシャッターを切った写真です〈写真下〉。
サイレンが聞こえる中、黙とうする人の姿はここ数年ほとんど見られないとのことです。
『8月9日11時02分をもっと特別に感じてほしい』と若杉さんは話します。

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貝の火運動会員さん、ボランティアさんも参加してくださいました。

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〈神奈川県 Mさん〉

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〈大阪府 Hさん〉

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〈宮城県 Hさん〉

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アメリカ・ニューヨークからは2010年当館でも写真展を開催したポーレ・サヴィアーノさんが参加してくださいました〈写真上〉。

ポーレさんは今もヒバクシャをはじめ、戦争を体験した人々のポートレートを撮影しています。

『アオギリ』
今年の7月、原爆で生き残った種をニューヨークの自宅で植えた。その後芽を吹き、植えてから5週間後の8月9日にシャッターを切った。

ポーレ・サヴィアーノ

参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
会場には今年の3月に同じく若杉さんが呼びかけた『3月11日14時46分にシャッターを切ろう』に集まった写真も合わせて展示しています。
写真展は今週末30日(日)16:00までです。
忘れないプロジェクトは来年も続きます!

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