2013/11/2~4 核兵器廃絶-地球市民集会ナガサキ3日目

最終日午前中は全体会議が開かれました。
テーマは「核兵器の非人道性を基礎に、世界はこれから何をなすべきか」。

地球市民集会パンフレット①

コーディネーターは川崎哲氏(日本:核兵器廃絶国際キャンペーン共同代表)、ジャクリーヌ
・カバッソー氏(アメリカ:西部諸州法律財団事務局長)。
パネリストに、デイビッド・クリーガー氏(アメリカ:核時代平和財団会長)、スージー・スナイダー氏(オランダ:IKVパックス・クリスティ)、ティルマン・ラフ氏(オーストラリア:核戦争防止国際医師会議)。
世界の第一線で活動する専門の方々でしたが、一般市民にも理解しやすいよう話してくださいました。

地球市民集会パンフレット②デイビッド・クリーガーさんはこう述べました。
『ヒバクシャのみなさん、声を上げてください。若い世代のみなさん、ヒバクシャの下へ足を運び、その声を直に聴いてください。そしてその声を世界に届けてください。』
核兵器は「大量殺りくのための道具」でしかなく、その容赦ない攻撃は一瞬のものでは終わらず時空を超えて続く。そして、世界中の文明そのものを失わせる可能性を持つものである。どんなに恐ろしいものか、ヒバクシャの訴えと苦しみに耳を傾ける事が大切だ。
また、核兵器の「非正当性」を証明するために「正当性」を正しく分析することが重要とも話されました。
そして、地球市民である私たちには、次世代へきれいな地球をもたらす権利がある。そのためにも、地球や命に対する崇敬の念を抱き、いつくしむ心を持つことが大切であると話されました。
午後の閉会集会では長崎アピール2013が採択されました。
【長崎アピール2013】
【2013 Nagasaki Appeal 】
関連イベントも含めて参加者はのべ3,280に上り、会議は幕を閉じました。

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