2013/8/9 長崎原爆の日

68回目の原爆の日を迎えた長崎。
原爆が投下された午前11時02分、サイレンや教会の鐘、汽笛が鳴り響きました。
平和公園で開かれた長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典には遺族、被爆者代表等約5600人が参列。NPOナガサキピーススフィア貝の火運動の招待で福島から長崎を訪れている子どもたち16名も式典に参加しました。海外からはの44か国の政府代表が出席しました。
長崎市・田上市長の平和宣言では、先月亡くなられた山口仙二さんや、福島第一原子力発電所の事故についても触れられました。
『核兵器のない世界の実現を、国のリーダーだけにまかせるのではなく、市民社会を構成する私たち一人ひとりにもできることがあります。』
『かつて戦争が多くの人の命を奪い、心と体を深く傷つけた事実を、戦争がもたらした数々のむごい光景を、決して忘れない、決して繰り返さない、という平和希求の原点を忘れないためには、戦争体験、被爆体験を語り継ぐことが不可欠です。』

被爆者の方々の平均年齢は78歳を超えました。戦争や原爆を「風化」させないために「わたしたちににできること」考え行動に移すことの大切さを改めて感じました。

2013年8月9日11時02分にシャッターを切ろう長崎原爆を風化させないようにと、長崎市の写真愛好家・若杉さんが呼びかけている「8月9日11時02分にシャッターを切ろう」。ピースミュージアムの天井近くにあるステンドグラス「星に祈る」を撮りました。
ステンドグラス作家の小森淳一さんが寄贈してくださったもので、夜空のどこかに争いのない平和な星があり、その星に向かって平和のシンボルの鳩が飛んでいく様子がデザインされています。

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