2013/6/11~7/7 戦場 餓島は今~ガダルカナルの70年目~

企画展「戦場 餓島(がとう)は今~ガダルカナルの70年目~」が始まりました。
戦場 ガ島は今

日本から南へ約6,000キロ、赤道の先にあるガダルカナル島は、太平洋戦争有数の激戦地。戦後70年近くたった今、日米の戦闘機や戦艦が沈む島周辺の海域は、ダイビングスポットにもなっています。
ガダルカナル島の戦いは1942年8月から約半年間続き、投入された3万を超す兵力のうち、生還できたのは1万人余り。亡くなった2万人のうち戦闘で亡くなったのは5千人前後で、多くは病死と餓死であったと言われています。ジャングルに残された多くの死体の埋葬はほとんど行われず、野山にさらされたまま70年の時がたった現在も、5,000以上の遺骨が残されていると言われています。

昨年夏、民間の遺骨収集活動に参加した神田純さんがとらえた写真約40点を展示し、遺骨収集の実際について紹介しています。
なぜ戦争が起きるのか、戦争で失われるものはいったい何なのか、考えるきっかけになればと神田さんは話しています。

戦場ガ島は今① 戦場ガ島は今②

展示期間は7/7(火)まで(月曜日休館)。
ご来館お待ちしております。

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