2021/12/17 核禁条約批准58ヶ国目

〇 西アフリカの小国が批准!
 ~核兵器禁止条約・58ヶ国目~(2021・12/16)
国連の公式活動日誌「UNジャーナル(Journal of the United Nation)によりますと、ギニアビサウ共和国が12月16日核兵器禁止条約を批准しました。
 
ギニアビサウ共和国は1973年ポルトガルの植民地から独立。九州と同程度の国土に約190万人が住む小国です。落花生やカシューナッツ、それにエビ・イカなどを主産とする農林水産国で欧米寄りながらも中国とも交流を深めています。
今年1月発効した核兵器禁止条約は、新年・2022年3月の第1回締約国会議を前に批准国が増えており、ギニアビサウ共和国の批准は58ヶ国目となりました。
また、日本国内では現在開催中の国会質疑で立憲民主党など野党から“ドイツが締約国会議にオブザーバー参加をする”ことなどを指摘し、日本政府も参加を求めるべきだとの声が出ているのを初め、地方自治体からの“参加を求める”意見書が出されており、10日・3度目の長崎市議会、同日初の北九州市議会に続き、15日には広島市議会も全会一致で3度目の意見書を可決し日本政府に郵送しました。

*ナガサキピースミュージアムは現在、特別展『核兵器禁止条約は“今”』を開催しています。核兵器禁止条約とは何か、その成立の歩み、長崎県内を含む日本国内の自治体、政府の対応などを分かりやすく紹介しています。12月25日まで、入場無料です。お出かけ下さい。

コメント投稿は締め切りました。