2019/5/9 言論ながさき講演会

○記者が語る“森友事件”~12日長崎講演会

長崎のマスコミOBらで作る「言論長崎」(言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会)から5月12日(日)開催の『第7回言論ながさき講演会』の案内が届きました。


今回の演題は「第一線記者が語る 森友事件と安倍官邸、NHK」。講師は元NHK記者・相澤冬樹さんです。
案内文によりますと「相澤さんはNHK大阪局在勤中“司法キャップ”を務めていましたが、森友問題でスクープを連発したところ安倍官邸に忖度するNHK報道局幹部の怒りを買い、左遷され退職に追い込まれました。安倍政権べったりのNHKの実態と森友問題の本質がわかる講演会です」

●森友問題・・・安倍昭恵首相夫人の関与と首相への忖度(そんたく)により、国有地払い下げと小学校開設認可の行政手続きが不当にゆがめられたのではないか、という疑惑。
財務省による前代未聞の文書改ざん、近畿財務局職員の自殺という事態へ拡大し、国政を大きく揺るがしました。
しかし、検察による事件捜査は国や大阪府などの関係者の立件へ進むことなく、森友学園の前理事長夫妻の起訴(詐欺罪)で終結。市民の間からは、「森友問題は終わっていない」と真相究明を求める声がいまだに消えません。

●相澤冬樹(あいざわ ふゆき) プロフィル。
大阪日日新聞(新日本海新聞社大阪本社発行)論説委員・記者。1962(昭和37)年・宮崎県出身。ラ・サール高校、東京大学法学部卒業。1987(昭和62)年NHKに記者職で入局。山口局・神戸局・東京社会部・徳島局ニュースデスク・大阪局(大阪府警キャップ)・BSニュース制作担当などを経て、2012(平成24)年大阪局に戻り、2016(平成28)年司法キャップとなりました。2018(平成30)年8月NHKを退職し、大阪日日新聞に入社しました。著書に『安倍官邸 vs. NHK』(文藝春秋:2018年12月13日発売・1620円)があります。

「第7回言論ながさき講演会
~第一線記者が語る 森友事件と安倍官邸、NHK」
      2019年5月12日(日) 14時開演(13時30分開場)
       会場:長崎市立図書館多目的ホール(興善町バス停下車)
      入場料:1000円(学生無料)
     *問い合わせ:言論ながさき事務局 090-8398-5772  

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