2018/10/2 川崎市パネル展報告

〇川崎市初のパネル展に280人のお客様!(2018・9/28-10/1)

ナガサキピーススフィア貝の火運動の関東地区ボランティアに初めて誕生した「川崎ボランティアグループ」から嬉しい活動報告が届きました。「川崎ボランティアグループ」は、一時長崎市に滞在され活動されたM・S子さんが中心となって神奈川県川崎市に結成されました。M・S子さんらは「ピーススフィア関東」が2018年2月18日-20日に東京都文京区で取り組んだパネル展『大切な命を守るために~アフリカ医療活動の軌跡』が大きな反響を呼んだことから、この活動をもっと広げようと初めて神奈川県川崎市で企画され実行されました。
パネル展の内容は基本的には文京パネル展を踏襲したものですが、9月28日(金)から10月1日(月)までの4日間、川崎市の多摩区役所1Fアトリウムでひらかれました。

  
<多摩区総合庁舎>              <パネル展*1Fアトリウム>

展示内容は、ナガサキピーススフィア貝の火運動の紹介をはじめとして、アフリカ医療と取り組んでいる、①長崎大学熱帯医学研究所をメインとした同大学の50年を超える熱帯医学研究及び医療支援活動。②北九州市出身の元ラガーマン医師川原尚行さんがケニアに結成したNGO「ロシナンテス」の医療支援から生活・環境に及ぶ多彩な活動。③ケニアで放置同然の悲惨な生活を強いられている障がい児童らの支援に取り組む小児科女医・公文和子さんの苦闘・・・・を、一部影像を交えながら写真等で紹介しました。
 
 

M・S子さんの報告では、9月28日の初日は展示作業中から来場のお客様があり、作業しながらの説明や意見交換で 「うれしいような悲しいような状況」だったそうです。4日間の開催で、初めてのパネル展にも拘らず280人のお客さまにご覧頂きましたが、チラシをご覧になってお見えになったお母様が 「今までずっと子どもたちへ平和の大切さを伝えたい! 自分も何か出来たら!」と思っておられたそうで、ボランティア活動に参加したいとの申し出も頂きました。
川崎グループとしては「熱心に見て下さる方、お話しできる方が多かったので達成感を味わうことが出来ました」とまとめられていますが、同時にお送り頂いたアンケートでは、「子供達が厳しい状況の中でも(写真の中では)楽しそうだった」 「多くの人々の小さな心の灯がきっと大きな力になると思います」 「普段興味があってもなかなか知ることができないのでこういう場を設けて下さってありがとうございます。日本に生活することの豊かさを感じました。」 「北九州市立小学校の講義のように、日本の色々な小中高校でもこのような内容影像を、小1くらいからふれて育てられたらいいのにと思います。英語教育だけでなく国際的な内容を感じて育てられたらいいなと思います」 「いつか海外支援に携わりたい気持ちが高まりました。今は気持ちばかりですが、応援したいと思います」 「この活動が末永く続きますように」など温かいお言葉を頂いています。

 
<展示会場風景>

また、今回初めてボランティアとして「川崎ボランティアグループ」に参加されたY・Y子さんからも感想が届いています・・・『パネルを気にしながらも通り過ぎて行く人、少しだけ見て行ってしまう人が殆どでした(用事があって区役所に来るので仕方がないのかもしれませんが…)。そのような人ばかりではなく、チラシを見て来てくれた人、一度会場を離れた後戻って来て隅々まで読んでくれた若者もいました。「普段なかなか知る事のできない事を知る事が出来て良かった。」と言う感想をいただき区役所で開催して良かったと思いました。次への励みにもなります。残り四区のパネル展も、少しでも多くの人に見ていただき、知っていただきたいと思っています。』

川崎ボランティアグループが取り組む次のパネル展は、10月9日(火)から11日(木)まで川崎市中原市民館です。ボランティアも募集しています。
詳細は、ナガサキピースミュージアム事務局:電話095-818-4247へおたずねください。

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