2018/4/18 小川さんの写真展

〇 小川さんの“チェルノブイリ”写真展
   ~佐世保・島瀬美術センター~ (2018・4/18-22)

「長崎原爆11時2分プロジェクト」や中国の「シルクロード」や「ネパール」踏査記録展などで活躍している長崎の写真家・小川忠義さんの写真展 『チェルノブイリの証言~原発事故現場は、今・・・』が佐世保市博物館島瀬美術センターで始まり、初日の4月18日(水)にはNHK昼のニュース(長崎ローカル)でも取り上げられました。


<広報ポスター>         <佐世保・島瀬美術センター>

小川忠義さんは長崎の被爆者です。2012年、ピースボートのおりづるプロジェクト「ヒバクシャ地球一周・証言の航海」に乗船し、21か国を訪問しましたが、その際、ウクライナ北部の旧ソ連チェルノブイリ原発を訪れました。チェルノブイリ原発は1986年4月26日爆発事故を起こし大惨事となりましたが、小川さんが訪れた当時も今も状況はほとんど変わらず、目に見えない放射能との戦いが続いています。


<小川忠義写真展「チェルノブイリの証言」会場>

小川さんは今回、約100枚を展示しています。メッセージです。

『2012年、被爆者証言の旅世界一周(ピースボート)で21か国を訪問し11か国で証言活動を行いました。何処も印象深かったが、そのなかで特にチェルノブイリ訪問が印象に残りました。
それは前年「福島原発事故」が起こり、2012年時点で爆発以来26年過ぎたチェルノブイリ事故現場は今どうなっているのか関心が湧きました。
事故原発の前に立ったときの恐怖感と原発事故が起きると影響ある街は32年たっても復興は難しく、街並み、道路、建物、公園などの現場の状況をいかに知らせるか、誰に知らせるか、強い責任感をもちました。
この状況が「フクシマ」に引き継がれるのかと恐ろしく感じ原発廃止への思いを強くしました。
遠い異国の状況と思わないで、鑑賞いただけたら幸いです。』

小川さんの写真展「チェルノブイリの証言~原発事故現場は、今・・・」は、4月22日(日)までですが、初日の18日(水)は、NHKの取材があり、お昼のローカルニュースで放送されました。一部、画面を紹介します。

 
 
 

小川さんの写真展会場、佐世保市博物館島瀬美術センターは、佐世保市島瀬町6番22号*電話:0956-22-7213 です。
開館は10:00-18:00(入館は17:30まで)、入館は無料です。是非、お出かけ下さい。

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